中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

ライアン小川 新人最多勝確定

2013年10月7日 紙面から

 最終戦を待たず、ヤクルト・小川の単独最多勝&最高勝率の2冠が確定した。現在16勝の小川は広島遠征に同行しなかったが、チームは1勝差で追った前田健を相手に奮闘。1回に山田のプロ初満塁弾などで一気に5点を奪って逃げ切った。前田健は15勝止まりとなり、1999年の巨人・上原、西武・松坂以来の新人最多勝が確定した。

 前日(5日)、小川監督は「取るなら単独の方がいいだろう。チームが勝って、マエケンに勝ちをつけさせないことが大事」と話し、勝ちにこだわった。

 先発を任されたのは村中。「それ(前田健に白星をつけないこと)は(頭に)あった。先に点を取ってくれたのでなんとか投げられた」。7回途中4失点で降板したが、ギリギリ踏ん張った。前回9月30日のDeNA戦ではブランコに2被弾、5打点を献上し、バレンティンの3冠逃しの一因となっただけに、汚名返上の登板でもあった。

 小川は8日巨人戦に登板する予定。負けても勝率は7割6分2厘となり、2位の巨人・内海、同・菅野が最終戦で勝っても7割にとどまるため、今季からセ・リーグでも表彰対象となる最高勝率も確定した。 (竹村和佳子)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ