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【グラニュース】楢崎「少しでも上を目指す」2013年10月7日 紙面から
13位に低迷している名古屋グランパスのGK楢崎正剛(37)が残り6試合で可能な限り順位を上げるとあらためて誓った。5日の湘南戦で引き分けてJ2落ちの危機は事実上去ったが、「そんな次元の話じゃない」とひと安心との見方を否定。05年の過去最低14位を塗り替えないためにも、全力を尽くして戦うと強調した。 残留でOK? 冗談じゃない。16位の湘南と引き分けて降格の可能性は限りなくゼロに近づいたというのに、主将・楢崎の表情は晴れなかった。「そんな次元の話じゃない。(湘南戦では)先制したのに勝ちきれなかった。残念な思いしかない」。ぱっとしなかった試合を振り返り、悔しさをあらわにした。 18チーム制では過去最低の14位に落ち込んだ05年の記憶は、楢崎にとって今も鮮明だ。「あの年はシーズン途中で監督も変わった。戦い方も定まらず、苦しかった」と振り返る。当時のチームはネルシーニョ監督から9月に中田仁司監督へシフトするなど迷走し、敗戦を重ねた。 あれから8年。現在のグランパスは13位でワースト順位を塗り替えかねない位置にいる。「チーム力は今の方が上。数年前までほとんど変わらないメンバーで上位争いをしてきた」。戦力不足だった05年に比べ、今は中心選手が各ポジションにいる。本来の力を出せばワースト更新はあり得ないと語った。 「みんなのミスを帳消しにできるのが自分のポジション。チームを助けられる場面を増やしたい」と守護神としての責任感も口にした楢崎。ストイコビッチ監督の今季限りでの退任決定でチームは微妙な空気に包まれているが、「少しでも上を目指す」と闘志は衰えていない。 (木村尚公) PR情報
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