最近、企業ブログがホントに増えてきましたねー。メモとしてご共有。
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キュレーターがニュースをセレクト
件のサイトは「Sony Select」というコーナーの様子。β版の色合いが強く、コンテンツは「コラム」と「マンガ」のみとなっています。最近流行りのコンテンツマーケティングの一環だと思われます。
流石にソニー、執筆陣はなかなかいい感じで、辛酸なめ子さん、NHK出版の松島さん、もくふくちゃん、ブロガーのいちるさんなんかが名を連ねています。
コンテンツは「Sony Select」らしく、各ライターが気になるニュースやサイトをコメント付きでピックアップする「まとめ記事」形式になっています。
この手の仕事は最近如実に増えてきておりまして、ぼくのところにもちらほら相談が舞い込んできています。いくつか手伝った感じ、単に広告を出すよりパフォーマンスが高くなるケースも十分見受けられます。
ブログメディア立ち上げ・運営に強いコンサル企業としてはインフォバーンの名前をよく聞きますね。主要取引先に「ソニーマーケティング株式会社」が入っているあたり、案外このサイトもインフォバーンの仕事なのかも?
ただ、必ずしも自社でブログをもつ必要ってなくて、たとえば谷口マサトさんの仕事のような「PR記事」も、十分マーケティングゴールを達成する効果的な手段になりえるでしょう。
自社ブログって運用コストも高いし、ブランドイメージ的に冒険もしにくいので、大企業の場合はよほど担当の編集が優秀でない限り、PR記事の方がなんだかんだで効果が出る気もします。実際、関係者の方には申し訳ないですが、コカコーラのブログとかいまいち面白くないんですよね…。
もっとも、厳密には達成できるゴールは違いますので、予算と目的次第では「自社ブログ」と「PR記事」をうまく組み合わせるというアプローチもあるでしょう。
また、こうした媒体は企業のマーケティング予算で運営されるため、通常のウェブ媒体に比べてライター・編集者としての報酬は弾むケースがあります。ライターにとっては良い時代になりつつありますね。