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米、アルカイダ幹部を拘束 リビア、ソマリア同時作戦

2013/10/6 19:24
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 【ワシントン=共同】米国防総省は5日、米国の対テロ作戦の結果、1998年の在ケニア、在タンザニアの両米大使館爆破事件に関与した国際テロ組織アルカイダ幹部、アナス・リビー被告(49)=身柄がないまま米国で起訴=を、米軍がリビアで拘束したとの声明を発表した。現在「合法的にリビア国外で拘束している」としている。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、米海軍特殊部隊SEALS(シールズ)は5日、先月のケニア・ナイロビのショッピングモール襲撃事件にからみ、ソマリアでもイスラム過激派組織アルシャバーブの拠点を攻撃。国防総省もこの事実を認めた。リビア、ソマリア両国で、対テロ同時作戦を展開した形。

 リビアでは米軍と米中央情報局(CIA)、米連邦捜査局(FBI)が、首都トリポリ近くでの共同作戦でリビー被告の身柄を確保。米高官はリビア政府もこの作戦に関与したとしている。

 米当局は、2000年に起訴した同被告に500万ドル(約4億9千万円)の懸賞金を掛けて追跡を続けてきた。拘束は、11年のアルカイダ指導者ウサマ・ビンラディン容疑者殺害などに続く米国の対テロ作戦の成果とみられる。

 ソマリアでは、シールズがインド洋から首都モガディシオの南にある港町近くに上陸。南部にあるアルシャバーブの拠点を攻撃し、同組織の指導者が死亡したとみられるが、激しい銃撃戦となり死亡確認の前に特殊部隊は撤退を迫られた。ソマリア政府当局者は、米国から作戦について事前通告があったとしている。

 米当局者は両作戦が同時になったのは「偶然」と述べ、相互の関連性は否定。しかしニューヨーク・タイムズ紙はどちらかの作戦を先行させることで、他方の作戦対象が逃亡する懸念があったため同時作戦を行ったとの見方を示した。

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ニューヨーク・タイムズ、アルカイダ、シールズ、ソマリア

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