2013年7月31日水曜日

親子英語ワールドの縮図

一部の大都市圏居住者同士で寄り集まって、親子で英語オフ会をする。それに何とか入りたくて躍起になってコメントでアピールしたりする新参者と、一見さんはお断りの古参者。それを生暖かく眺める、何にも属さない者。そういう縮図でよろしいだろうか。

もっと普通にやれないものかと思う。みんながみんな大阪や東京周辺に住んでるわけでもないし、大部分があの独特なサークルとは、関係ないところで生きている。関係ない人も、肩身が狭い思いをしなくても大丈夫な親子英語ワールド。

更新の励みになります。クリックお願いいたします!
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2013年7月30日火曜日

親子英語も潮時か?

自分の話。

絵本やらDVDやらにしこたま散在してきたが、最近そろそろ親子英語をやめたくなってきた。息子の日本語の発達も気になるといえば気になるし、いい加減、英語で語りかけることにも飽き飽きしてきた。

自分の母語でない言語を、一番近しい家族に、自分の意思でもって自発的に話しかけることに、精神的な限界を感じる。自分の英語力がどうとかではなく(英語に問題はない)、そういうことをしている自分へのなんともいえない嫌悪感と違和感だ。

語りかけ開始当初から感じ続けてはいたが、今も感じるし、それならばやめてしまったほうがよいような気がする。ちょうどタイムリーな記事も読んだことだし。いよいよ潮時か。約一年ほど語りかけをおこなった。そのうち熱心にやったのは数ヶ月だった。

絵本の読み聞かせは、まだたくさん残っていることだし、まあ続けようかと思う。早まってたくさんの児童洋書を買い込んでしまっていて、小学校時代はラクに持ちそうなくらい在庫がある。

DVDもあらかた見たが、見せてもこどもがまだ喜ぶうちは見せておこう。

ただ、母語以外の語りかけは、やはり何をどう考えても、私の本能がやんわりと拒否をしているのが分かる。そういう不自然なことはやめておこう。直感というのは、たいていにおいて正しいのだから。無理をして続けたことは、あとで必ずガタが来る。

語りかけに抵抗がない人は続ければ良い。わたしはやめる。

英語は高校からやっても、全く遅くない。自分は、高校から開始して、十分すぎるくらいの英語を獲得した。ただし、獲得したからどうということもない。どうということがある人もいるだろうが、自分には当てはまらなかった。かくに、英語とはそれくらいの立ち位置なのだ。それに一喜一憂しながら子育てするのも、馬鹿げている。

やりたければ、どんなに止められたとしても、自分の意思で、然るべき年齢に始めるだろう。逆に必要なければやらないだろう。それが英語であろうが何であろうが。その選択権は、こどもに与えていいと思う。

更新の励みになります。クリックお願いいたします!
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

英語をインターへ外注する

そもそもセレブのご家庭には常識だろうが、英語をがっつり心ゆくまでネイティブ並みに本当にやりたいなら、インターへ外注する方がよっぽどよいと思う。家庭の精神衛生的にも、まともな子育てをする上においても。家庭で母語を排除するより、よっぽど健康的だと思う。

一般家庭でがっつりやりたいなら、全給料つぎ込んでインターに通わせるべきだと思う。それが親のためであり、また子のためだろう。一般語家庭でごくごく普通程度に親子英語をやりたいなら、家で健康的に常識の範囲でやればよい。


更新の励みになります。クリックお願いいたします!
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

英語とほかの習い事との違い

至極単純だ。サッカーやらピアノやら水泳やらの習い事は、やってもやらなくてもよい。選択の余地がある。

言語は違う。言語は人格形成において、非常に重要な役割を担っている。英語や他の外国語と、そのほかの習い事とを並列に考えるのは、そもそもが間違っている。少なくとも、幼少期のあいだは。

更新の励みになります。クリックお願いいたします!
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

親子英語の成功者

小6で息子に英検一級を取らせたお母さんは、はっきり言ってしまうと、ご子息の資質がよかったのだと思う。

お母さんの努力と愛情は賞賛に値するし、某お父さんのように常軌を逸脱することなく、母語で話しかけている。記事を読んでいて共感できる部分も多いし、アフィリエイト目的で商品を紹介しているということも隠さず堂々とトップページあたりで言っているし、好感が持てる。

ただ、あそこの息子さんとお母さんがいわゆる「親子英語の成功者」となり得たのは、ひとえに息子さんの資質が大きかったのではないかと推測する。幼少時期から文字に興味があり、ひととおりビデオや音声でインプットをしたのちは、圧倒的な読書量で、英検一級にこぎ着けた。つまりは、そういうことが可能だったお子さんだった。

某お父さんは何を目指しているのかさっぱり分からないが、今のところ、この成功者ポジションの後継者の有力候補のひとりだ。(もっとも、お父さんは英検なんてものには興味はなさそうだが)  彼にとっての「一等賞」はそれこそ、アメリカ移住と息子のアイビーリーグ進学といったところだろうか。

何はともあれ、成功者になるには、資質が必要だということだ。そこらへんの有無は、自分のこどもをしっかり観察して見極めるしかない。そして英語以外でも、道はたくさんある。


更新の励みになります。クリックお願いいたします!
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

親子英語ブログと馴れ合い

親子英語に限らず、どの世界でも馴れ合いは付きものだという前置きは置いておいて、親子英語ブログは、まこと馴れ合いで成り立っているな、と常々思う。

役に立つ情報がほしいだけなのに、お友達ごっこが至るところで展開されているので、嫌でも目に入る。ほとんど役に立つ情報が書いていなくて、行間大きくしてスペース稼ぎしているようなブログでも、古参でおともだちが多ければ、ブログカテゴリの上位ランクイン。

みんな、ちょっと変だと思っても、お互いの批判は絶対にしないのが暗黙の了解となっているので、奇妙なおともだちごっこが、コメント欄で毎日のように繰り広げられている。

毎日毎日、何をそんなに褒め合って承認し合わないとならないのだろうか。そんなにまでしないと、続かないのだろうか、親子英語って。

更新の励みになります。クリックお願いいたします!
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

アフィリエイト目的の記事

親子英語ブログでも、アフィリエイト目的の記事って、意外と多いんじゃないかと思う。そんなこと誰も表だって言わないけど。

トップを走り続けるために毎日毎日更新している某ブログなんかは、毎日のように何か商品を紹介している。 始めた頃は真に受けて、紹介されているものを次から次へと買ってしまったこともあるが、今考えるといらないものも多かったな、と思う。

正直、情報過多だし、みんな購買意欲をそそるように記事を書いているが、自分の本当に必要なもの、ほしいものだけを買うようにしたほうがよいですよ。大丈夫、英語は逃げたりしないから。

更新の励みになります。クリックお願いいたします!
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

親子英語の落としどころ

息子に英検一級を取らせて花道を飾り、親子英語を卒業したお母さんがいたが、親子英語の終わり方として正しいし、うまいなあと思う。

親のエゴやら上昇志向やらの不純な動機が渦巻いている「親子英語」なわけだが、どこかで健康的に落としどころを付けないと、親子関係ともども、不思議かつ残念なことになってしまうだろう。

英検も賛否両論あるけれど、わかりやすく「もう一番取ったからいったん終わりにしよう」というのは、 どこかで必ず必要だと思う。英検は、自分的にも世間的にも「一等賞を取った」ということがわかりやすく、また全国どこに住んでいても、どこか大きな町で必ず受けられる。費用も大してかからない。やれインター進学だ、やれいつ発生するかわからない夫の海外転勤だなどを待つ必要もない。

実際にセレブな人は別として、一般庶民は、どこかできちんと線引きをしたほうが、親子英語を健康的におこなえると思う。

親子英語は、親自身の実現できなかった夢、野望、上昇志向などを吸収してくれる、まことに便利なブラックボックスだが、取り扱いに要注意。


更新の励みになります。クリックお願いいたします!
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

親子英語にもの申す

歯に衣着せず、言いたいことを言わせてもらう。

こどもに英語でしか話しかけない日本人お父さんのブログが人気のようだが、いったい何なんだ?と思う。自分の母語でこどもに話しかけないということを、自分の意思で決めるって、いったい何がどうなっているんだろう。

植民地政策で、自分の国の言葉をしゃべっちゃならないと言い渡されたならともかく、自らの母語を自らの意思で放棄するという考えが、さっぱりわからない。

母語を放棄して、英語という外国語でのみ、息子と話して生活しているということに、大きな疑問を感じる。そして、それを嬉々として自身のブログ上で、息子との英語生活日記として綴り、公開して、それに共感さえする友人たちがいるということにも、大きな疑問を感じる。

私に言わせれば、ただのアホだと思う。


更新の励みになります。クリックお願いいたします!
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ