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震災後初の定期コンテナ船運航 岩手9月30日 12時39分
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東日本大震災の影響で中止されていた岩手県の大船渡港の定期コンテナ船の運航が30日、2年半ぶりに再開され、震災後初めて、荷物の積み込みが行われました。
岩手県内で唯一、国際航路も運航していた大船渡港の定期コンテナ船は、東日本大震災の大津波で港の事務所やクレーンなどが被災したため運航が中止されていましたが、施設の復旧が進み、30日から2年半ぶりに運航が再開されました。
再開されたのは大船渡港と東京の京浜港を結ぶ新しい航路で、30日朝7時ごろに静岡の海運会社が所有するコンテナ船「清浜丸」(499トン)が入港し、およそ60メートルのクレーンで次々にコンテナを積み込んでいました。
ターミナル協同組合によりますと、30日の積み荷は機械類で、午前9時半すぎに大船渡港を出て、京浜港で国際コンテナ船に積み替えられたあと、アメリカ向けに輸出されるということです。
コンテナ船は今後、毎週土曜日に大船渡港に入港することになっています。
大船渡国際港湾ターミナル協同組合の細川廣行専務は「いろんな方々から支援をいただいてなんとか復旧できて大変うれしい。港の利用が活発になれば地域の振興につながるので、今後は取り扱いを増やせるよう頑張っていきたい」と話していました。
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