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日米共同演習は８日からに延期
滋賀県高島市の演習場で７日から始まる予定だった日米共同訓練は、アメリカ海兵隊の到着の遅れによって、８日以降に開始が延期されることになりました。
高島市の饗庭野演習場で行われる日米共同訓練には、陸上自衛隊とアメリカ海兵隊のあわせて約３３０人が参加し、オスプレイを使った訓練が国内では初めて行われる予定です。訓練は、７日から１８日までの予定でしたが、防衛省によりますと、海兵隊の到着の遅れにより、開始は８日以降に延期になったということです。
一方、オスプレイ参加の共同訓練に反対する人たちの集会が高島市で開かれました。集会には、主催団体の発表で１０００人あまりが集まり、地元の市民団体の代表は、「オスプレイが演習場へ飛んでくるルートもいまだ明らかにされず、地元は不安を感じている。住民の安全を守るため、みんなで反対の意思を示そう」と挨拶しました。このあと参加者たちは、横断幕などを掲げて市内を行進し、「オスプレイはふるさとを飛ぶな」とか、「住民の命を守ろう」などとシュプレヒコールを繰り返しました。小学生の娘２人と参加した大津市の会社員の男性は、「子どもがまだ小さく、反対しないといけないと思って参加しました。オスプレイがいつ、上空を飛ぶか分からないので不安です」と話していました。
10月06日 19時14分