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最終更新:2013年10月4日(金) 17時21分

弁護士“架空土地取引”、商談で「国側の弁護士だ」

 日弁連元常務理事の弁護士の男らが、架空の土地取引で2億円以上をだましとったとして逮捕された事件で、男は、商談に参加した際、『国側の弁護士だ』と名乗って相手を信用させていたことがわかりました。

 この事件は、日弁連元常務理事の弁護士、本田洋司容疑者(80)ら6人が、静岡県の住宅販売会社に対し、財務省が所有する静岡県内の土地について『安く購入できる』と架空の取引を持ちかけ、およそ2億2千万円をだましとったとして逮捕されたものです。

 6人は本田容疑者の弁護士事務所などで金を受け取っていましたが、その際、本田容疑者が立会人として同席し、『国側の弁護士だ』と名乗っていたことが、警視庁への取材でわかりました。

 本田容疑者は『全く詐欺事件ではない』と容疑を否認していますが、警視庁は、6人が同様の架空の取引に弁護士の本田容疑者を立ち会わせることで不動産会社を信用させ、50億円以上をだましとっていたとみて、調べています。(04日11:03)

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