日本、北米、欧州によるフィギュアスケートのチーム対抗戦、ジャパン・オープンは5日、さいたまスーパーアリーナで行われ、浅田真央、村上佳菜子(ともに中京大)高橋大輔(関大大学院)小塚崇彦(トヨタ自動車)で臨んだ日本が合計544・85点で2年連続6度目の優勝を果たした。2位は北米、3位は欧州だった。
男女2人ずつがフリーを滑って合計点を競った。女子は浅田が3回転半ジャンプの着氷をこらえ、記録として公認されないが自己ベストを上回る135・16点で1位、村上は102・15点で5位だった。
男子は小塚が158・42点で2位、高橋が149・12点で4位。ハビエル・フェルナンデス(スペイン)が4回転ジャンプを三つ成功させ、176・91点の1位だった。(共同)
浅田真央の話「次につながる試合にしたかったので、それができたのは良かった。オフに練習したことがまずまず出せた。課題のスピン、ステップのレベルが取れた」
村上佳菜子の話「心がめげそうになった。最後まで滑ることができたのが唯一、良かった点」
高橋大輔の話「練習でも百パーセントではできていなかったので、これが今のすべてかな。スケートアメリカまでに調子を上げていきたい」
小塚崇彦の話「体の切れはいい。点数的には伸び悩んでいるところがあるし、滑り込みをしていかないといけない」