【ブリュッセル=野島淳】オランダ・ハーグの化学兵器禁止機関(OPCW)は4日、シリア政府に求めていた化学兵器に関する追加情報を得られた、と発表した。査察計画をまとめた9月28日のOPCWの執行理事会の段階では、シリアの申告内容が不十分だったため、1週間以内に化学兵器の種類や貯蔵・製造場所などの追加情報を申告するよう求めていた。
OPCWは追加申告の内容を検証中で、数日中に施設への立ち入り調査を始める見通し。作業の進み具合は、8日から開くOPCW執行理事会で報告される。
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朝日新聞国際報道部