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ほかの弁護士にも取り引き立ち会い依頼
10月4日 14時3分

ほかの弁護士にも取り引き立ち会い依頼
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東京の弁護士ら6人が、国有地の架空取り引きを住宅販売会社に持ちかけ、2億円余りをだまし取ったとして逮捕された事件で、一緒に逮捕された会社役員の男らが、ほかの複数の弁護士にも、別の架空取り引きへの立ち会いを依頼していたことが関係者への取材で分かりました。

この事件は、東京・中央区に事務所のある弁護士の本田洋司容疑者(80)や会社役員の中原利浩容疑者(50)ら6人が「国有地を安く購入できる」と浜松市の住宅販売会社にうその土地取り引きを持ちかけ、仲介手数料などとして2億2000万円をだまし取ったとして逮捕されたもので、6人は4日、検察庁に送られました。
警視庁によりますと、中原容疑者らは、住宅販売会社の担当者に本田容疑者を「国の代理人」と紹介したうえで契約書を交わし、弁護士事務所の中で現金を受け取っていたと言うことで、警視庁は、弁護士の肩書きを悪用し、信用させようとしたとみています。
さらに中原容疑者らが、今回の事件とは別に、ほかの複数の弁護士にも架空取り引きへの立ち会いを依頼していたことが、関係者への取材で分かりました。
警視庁は、中原容疑者らが他にも数十件の詐欺を繰り返していたとみていて、弁護士が果たした役割について調べを進めています。
6人は、いずれも容疑を否認しているということです。

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