海外の歌手でも屈指、恐らくは随一の日本語の発音の上手さを誇るのが、ペギー・マーチである。
この曲は他に、伊藤愛子という人(60年代のアイドル的歌手だったらしい)が歌っている。
この人のカヴァーは、セリフ付きでどうにも面映ゆい。
尾崎紀世彦も歌っている。
堂々たる歌いっぷりである。
宝塚往年の大スター、安奈淳。
前野曜子。
アレンジが面白い。
さて、ペギー・マーチと言えば、「I will follow him」である。
映画「天使にラブソングを」の方が有名か。
この曲はそもそもがフランスの歌のカヴァーで、ポール・モーリアとフランク・プゥルセルの共作であった。
そのオリジナルがこちら。ペトゥラ・クラーク「恋のシャリオ」。
英語版。
これは恐らくペギー・マーチの大ヒット(全米第一位)を受けてのものと思われる。
ペトゥラはイギリス人なのであるが、フランス語より違和感がある。
英語カヴァーよりも時期が早かったのが、ベティ・クルティスによるイタリア語版である。
聞き慣れているからか、ペギー・マーチ版がしっくりくる。
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