2013.10.6 05:07(3/3ページ)

桜塚やっくん事故死、高速道ではねられ心臓破裂

異色のスケバンキャラで、若い女性を中心に人気を集めた桜塚やっくん (2007年4月撮影)

異色のスケバンキャラで、若い女性を中心に人気を集めた桜塚やっくん (2007年4月撮影)【拡大】

 37歳の若さでの衝撃の事故死。やっくんは2006年ごろから日本テレビ系「エンタの神様」などに出演。自らのことを「あたい」と呼び、用意した絵などを見せながら、観客をいじる芸風で一世を風靡した。一方、2011年には準強姦容疑で書類送検されたと報道され、本人は「事実無根」と主張していた。

 近年は10年に結成された「美女-」のボーカルとして活躍。8月10日付のブログでは「最近、毎日のようにバタバタスケジュールが詰まってまして、忙しいです でも、これって嬉しい悲鳴だよね。」とのコメントを掲載。9月20日に仏パリで開催された「Tokyo Crazy Kawaii Paris」でライブを披露するなど、充実の日々を送っていた。

 「美女-」のツイッターによると、この日午前6時に都内を出発したという。6日に行われる熊本・荒尾市での公演に向かう途中、やっくんは帰らぬ人となった。

■桜塚やっくん(さくらづか・やっくん)

 本名斎藤恭央(さいとう・やすお)1976年9月24日生まれ、横浜市出身。99年にお笑いコンビ、あばれヌンチャクを結成し、2005年に解散。その後、ピン芸人として、セーラー服姿のスケバンキャラでブレークした。06年に歌手として「ゲキマジムカツク」でCDデビュー。08年、植田浩望の名義で俳優活動を開始。10年に個人事務所を設立した。血液型B。

(紙面から)