2013.10.5 21:26

阪神・桧山、引退試合で大歓声 試合詳細

巨人戦に先発した阪神・藤浪=5日、甲子園球場(撮影・大西正純)

巨人戦に先発した阪神・藤浪=5日、甲子園球場(撮影・大西正純)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神4-3巨人、最終戦、巨人12勝11敗1分、5日、甲子園)阪神はルーキー・藤浪が今季11勝目を目指して先発マウンドに上がった。この試合が引退試合となる桧山は「5番・右翼」でスタメンに名を連ねた。

 一回、藤浪は先頭・長野に左中間フェンス直撃の二塁打を許したが、後続を仕留めて無失点発進。二回は2連打と亀井の盗塁で無死二、三塁のピンチも、下位打線を3者連続三振に斬った。三回も2三振を奪い、序盤3回を4安打6K無失点で切り抜けた。

 だが四回、藤浪は2連続四球から一死一、二塁のピンチを招き、寺内に左中間適時二塁打を浴びて先制を許した。なおも二、三塁の場面で三塁けん制した捕手・藤井彰が悪送球。2者が還りこの回3点の先行を許した。

 五回は橋本に中前打を許すも後続を断った。藤浪は直後の攻撃で代打を送られ、試合から退いた。この日の投球内容は5回100球、6安打8奪三振3失点(自責1)だった。

 3点を追う八回、打線が小山をとらえた。先頭・新井良の中前打、敵失などで一死一、三塁の好機をつかむと、上本がバックスクリーンに飛び込む同点3ラン。試合を振り出しに戻し、藤浪の黒星を消した。さらに二死二、三塁から柴田のゴロを二塁手・藤村がお手玉する間に4点目を奪い、逆転に成功した。

 九回は二死満塁のピンチを招いたが、福原が抑えて逃げ切った。

 桧山は二回一死の第1打席は左飛。3点を追う四回二死二、三塁の好機では右飛に倒れた。七回一死の第3打席は先発・小山の2球目を引っ掛けて一ゴロ。八回の守備からベンチに退いた。

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