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【三重】

新鮮なビンナガマグロに舌鼓 尾鷲の観光物産施設

脂ののったビンナガマグロの刺し身を取る利用者=尾鷲市向井の夢古道おわせで

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 今年新たに建造された近海マグロはえ縄漁船「良栄丸」が水揚げした新鮮なビンナガマグロを堪能できる「尾鷲生マグロフェア」が二十一日、同市向井の観光物産施設「夢古道おわせ」のランチバイキングで始まった。二十三日まで。

 良栄丸は高鮮度のマグロを供給しようと、同市林町の水産会社「尾鷲物産」が今年六月に建造。捕獲した魚はすべて船上で生け締めするほか、防熱壁を厚くして太い冷却用パイプを配備するなど、鮮度保持機能を充実させている。良栄丸は十九日に二度目の操業を終え、尾鷲港に入港。ビンナガ、キハダ、クロカワカジキなど中型マグロ類を十三トン水揚げした。

 フェアでは重さ一六キロ、体長一メートルのビンナガの解体ショーがあり、職員が施設のテラスで披露。その後薄い赤色をした身を器用な手つきでさばき、バイキングの利用客に刺し身を提供した。

 味わった松阪市嬉野町の三村五十鈴(いすず)さん(62)は「久しぶりにこんなにおいしいマグロを食べました。漁業の盛んな南伊勢町出身なので、懐かしい味に子どもの頃を思い出しました」と話していた。

 フェアで提供する刺し身はビンナガ一本分(百二十〜百五十人分)で、なくなり次第終了する。夢古道おわせのランチバイキングは午前十一〜午後二時。料金は一般千二百円、六十歳以上千円、小学生七百円、幼児(四歳以上)三百円、三歳以下無料。

 問い合わせは夢古道おわせ=電0597(22)1124=へ。

(宮崎正嗣)

 

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