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【国際】

チキンナゲット 肉は半分以下 米大手2店 教授ら調査

 【ニューヨーク=長田弘己】米国の大手ファストフードチェーンが販売する、鶏ひき肉に小麦粉などをまぶして揚げた食品、チキンナゲットの中身半分が鶏肉ではないと、米国のミシシッピ大の教授らが発表した。

 米国では、学校給食やレストランの子ども用メニューとしても提供されるほど人気の食品だけに、注目を集めている。

 調査チームは、米国の大手ファストフードチェーン二店舗で販売されていたチキンナゲットを顕微鏡で調査。

 一つ目は、半分が鶏肉だったが、半分は鳥の脂肪や血管、臓器などが使われていた。二つ目は、40%が鶏肉で、残りは鳥骨や軟骨で占められていた。

 教授らは、個別の店舗名は発表しない方針。調査結果をまとめた論文は、米医学雑誌「アメリカン・ジャーナル・オブ・メディシン」に掲載された。

 結論として、「チキンナゲットはほとんどが脂肪で、名前は誤解を与える」と指摘している。

 

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