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【ゴルフ】

松山英樹組が逃げ切り勝利

2013年10月6日 紙面から

◇プレジデンツ杯<第2、3日>

 ▽4、5日▽米国オハイオ州ダブリン、ミュアフィールドビレッジGC(7354ヤード、パー72)▽米国選抜対世界選抜対抗戦(各チーム12人)▽フォアサム

 【ダブリン(米オハイオ州)テッド・ムース】2人で1つの球を交互に打つフォアサム6試合。4日は雷雨による中断などがあり、2日がかりで競技を終えた。松山英樹(21)=東北福祉大=は第1日に続いてマスターズ覇者のアダム・スコット(オーストラリア)と組み、ジェーソン・ダフナー、ザック・ジョンソン組と対戦。終盤に3連続バーディーを奪われてひやりとしたが、2&1(1ホール残して2アップ)で逃げ切って勝った。第2ラウンドは米国選抜、世界選抜が3勝3敗となり、通算得点は6・5−5・5で米国がリードを守った。5日は引き続きフォアボールなどを行う。

 開幕直前にひいた風邪が抜けきらず、まだ鼻声の松山だが、世界のトップ選手だけが出場を許されるこの大会の雰囲気には慣れてきた。パッティングは徐々に復調。6番では3メートルのパットを沈めてバーディーを奪い、力強くガッツポーズをつくった。

 第2日は相手の米国ペアにミスが続いたこともあり、11番を終えて4アップと大きくリード。第3日の再開後は、逆に調子を整えてきた米国の猛攻にあって3ホール連続で取り返され、2アップまで追い込まれたが、“貯金”が生きて逃げ切りに成功した。

 プレー後は「追い上げられてドキドキしながら回っていた。結果的に勝つことができてすごくうれしい」と、ほっとした表情。スコットとの英語での意思疎通は十分ではないが、「適当に笑ってごまかしてます」と大物らしい落ち着きも。引き続き行われる第3ラウンドも、スコットとコンビを組むことが決定。世界ランク1位のタイガー・ウッズと人気者のマット・クーチャー組が相手だ。

 

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