S・T・S ~練習用短編集~ (ロムorz)

小説投稿は初めてです。よろしくお願いします。



1.日本じゃ変態も立派な文化じゃね?

「うん、うん。じゃあね」
 黒髪黒目の少年が、不服そうに携帯電話を切る。彼の名前は自称「ナイトメア」。ナイトメアはふと通話時間を見て目を見張った。
「一時間越えたぁああああああ!? 」
「どんだけぇーーーーーっ!? 」
 まさかの長時間電話に、驚きを隠せずに叫びを上げる。それに対して傍に居た彼の友人である不良の「バッド」までも驚愕してしまう。あまりに響く声に近くで読書をしていた男が眉間にしわを寄せ、本をとじて口を開いた。
「うるさいぞ。蛆虫ども」
「ハハハ。・・・・あぁんまぁりだぁぁ!! 」
「ド突くぞ! オラァ!! 」
 口を利くなりとんでもない罵倒をした男の名は「フォール」。さて、この小話の中心となる登場人物たちが揃ったところで、この世界の説明をするとしよう。ここはS・T・S(ストーリー・トレーニング・スペース)。物書きを目指すこの作品の作者の遊び場である。


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「やぁ! トメさんの名前はナイトメア。長かったら好きなように略してね♪」
「誰に言ってるんだよ」
「くだらん」 
 お気楽なナイトメアに、ガラの悪いバッド、そして気難しいフォール。彼等の関係は腐れ縁のようなもので、これでも長い付き合いになる。そのためこうしていつも集まり、雑談に花を咲かせるのだ。
「ところで、トメさんは二次元が大好きだけど。お前等はどうよ? 」
「「・・・・・・」」
 ナイトメアの変態的話題投下に二人は無言で返す。こういう人間だとわかっていても、やはり引く時は引くもの。君達の周りにも似た友人が一人はいることだろう。反応は自由だが、今回はフォールの反応を見てみよう。
「私はロリ専だ」
「え?さすがにソレは無い」
「!?」
「いや、ちょっと待てやぁああ!!」
 フォールの意を決した暴露をナイトメアは例にもよって玉砕した。そもそもロリ専だったと言う事実に驚けば良いのか、もはやわからない状況になっている。
「ふーんだ!ハーメルン(ここ)なら十中八九二次元って答えてくれるとトメさんは信じるもんねーだ!!バーカバーカ!!」
「子供かぁ!」
「ふん。子供は良いぞ?無知だから何をしても理解できない。暴力で泣かせるのもまた一興だな」
「おいぃいいいいいい!!誰か110番しろ!この危険人物どもを豚箱にぶち込めぇええ!!」
 どうした事だろうか。皮肉なことに、最も一般常識を持ち合わせているのが不良男子のみとなっている。執筆者自身も、書いていながら頭を抱えていることだろう。さて、ネタも尽きてきたのでそろそろオチに入るとしよう。
「て、言うか。そういうバッドは女の子に興味はないのか!」
「それもそうだ。どうなんだ蛆虫?」
 唐突の問いに、バッドは反応を遅れさせる。そして、ゆっくりと予想外の答えを口にした。



「母ちゃんだな」
 あぁ、ここには変態しか存在しなかった。


なんで、変態ネタしか思いつかないんだろ?
悲しくなってきた。

好きな子に読まれたら引かれるぞコレ?
こんな調子で大丈夫か?

トメさん「大丈夫じゃない。問題しかない」

ですよねー


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