日本伝統の下着ふんどしが、おしゃれに進化している。淡いパステルカラーの生地に水玉模様の前垂れ、花柄やチェックの腰回りひもなどポップで多彩に。暑さが本格化する中、締め付けない履き心地など快適さも受けているのか、クールビズ商品として、じわじわと売れている。
東急ハンズ三宮店(神戸市中央区)では、今年のゴールデンウイーク前に夏向けの商品として、男性用と女性用ふんどしを初入荷した。売れ行きは1日数枚程度というが、売り場担当者も意外な手応えに驚く。20~30代の若い男性や、女性がプレゼント用に購入するケースが目立つという。
カラフルなふんどし「SHAREFUN(しゃれふん)」を2年前から発売するプラスチャーミング(東京都)によると、愛用者は全国的に増えており、今年の売れ行きは昨年の3倍のペースで2万枚の販売を見込む。価格は3千円前後。
同社の中川ケイジ社長(36)=芦屋市出身=は「締め付けず、蒸れない通気性の良さに、はまると抜けられない。暑くなる季節にこそ試してほしい」と話している。
(中西幸大)
- アジアの国々がグローバル化を加速させている。新興国の活気とそれに呼応する足元の動きを報告する。(アジア 兵庫 熱風環流)
- カメラマンが兵庫県内各地を訪ね歩き、気になるまちかどの光景にレンズを向けます。 (みち行けば)
- 紙面が秋から変わります
- 神戸新聞がこの秋大きくリニューアル。お試しキャンペーンで、魅力あふれる新紙面をぜひ実感してください。
- すきっぷ21-マタニティーコンサート
- 妊婦さんとおなかの赤ちゃんに向けたやさしい音楽のコンサート。参加無料です。