長澤あずさ vol.2Azusa Nagasawa

「地味で目立たなかった」と自らの高校時代を振り返る長澤あずさに訪れた運命のエロ日とは?5年間のAV女優人生で培った男をイカせる極意まで明かすインタビュー二回目。

高校生のころからエロい仕事をしたかったんです

せっかくこのタイミングなんでちょっと振り返って…あずさちゃんがAV業界に入るきっかけってなんだったの?

スカウトです。

へえ〜どんな風に?

新宿駅で声をかけられて。えっと当時、エッチなお仕事を探していたんですよね。

え!?自分で!?

はい。でも風俗は考えてなくて。で、そのときは男性が一人でしてるのを見る…みたいなお店に面接に行ったんです。

いわゆる「オナクラ」的な。

そうそう! そういう「エッチな感じでも入りやすい」そんな仕事からやろうかなって思っていて。しかも新宿なんて普段、ほとんど行かないのに、たまたまその日に行っただけで、(オナクラの)面接が終わって家に帰るときにスカウトされて。で、そのままその足で事務所に行ったんです。

じゃあその日がエロの運命日だ!

アハハ、そうなんですよ。声かけてもらわなかったら絶対に事務所なんて入らなかったんで。

長澤あずさ

でも高収入系の雑誌見てたら、風俗のお店やソープ以外にもこういうVの事務所もあるじゃない? 何で最初からV関係じゃなくてオナクラにしようと思ったの?

目立ちたがりじゃなかったんで、極力、控えめな所を選んだんですよね。

じゃあスカウトされなかったらオナクラで働いていたかもしれない?

そうです。結局そのお店では働くことはなかったんですけど…。

そもそもなぜ二十歳のときにエッチな仕事をしようと?

エロいことをしたかったんです。もちろんお金も少しあるんですけど、大好きだったので。

へえ〜!「エロい仕事をしたい」という自分に気付いたのはいつから?

高校生のころからそういう仕事したいな〜って。地味ながらも(笑)

何がきっかけで地味な高校生がそんなにエロに対して興味を?

高3のときに初めて付き合った彼氏がエロいっていうか変態な人で…色んなプレイをしていく中で開発されちゃったんです…(笑)

え〜っとツッコミ所が満載なんですが(笑)。そもそもその人と付き合ったときは処女?

処女でした。

その人はどんな人?

サラリーマンで当時は30代でしたね。私が学校帰りに駅の近くのコンビニで見かけて一目惚れして。自分から追いかけて告白しちゃったんです…コンビニの中で。

コンビニで告白!?

超オドオドしながらも、後ろから「すいません」て声かけて、で振り返って「あのーなんか気になっちゃって」みたいな感じで。めちゃくちゃ相手も驚いてて…「援交か!?」って疑われましたね(笑)。

長澤あずさ

美人局かハニートラップか…と。

はい(笑)でも連絡先を聞いて、その後、デートをするようになって。で、デート数回繰り返して、ラブホに行ってそこで初めてキスしたのを覚えてますね。

ウブだったんですね(笑)

はい、自分でもそう思います。エッチも最初はちょっと痛かったけどすぐ気持ちいい感じになれましたね。

なるほど〜。で、どんな風に調教されて性を開花していくの?

顔射とか、ゴックンとか、イラマとか、あとはスク水とか制服とかのコスプレや体操着のコスプレとか、軽い拘束系とか。

えっと今、この単語を聞いているとAVの「ジャンル別一覧」みたいんなんですけど(笑)。

本当ですよね(笑)。でもアナルは拡張まではしたんですけど最後までは入れられなかったんですよね、痛くて。

あずさちゃんも好奇心旺盛だね。

はい。興味あったんでしょうね、抵抗はなくてノリノリでしたね。

だとしたら高3の初エッチの前から悶々としていたんじゃない?(笑)

一人でずっとしてました…妄想とかっていうよりも指で触って。

でもそれだけ可愛くてスタイル良かったら告白とかされるでしょ?

私、恥ずかしがり屋で、そもそも男子と喋れなくて。告白してもらったこともあったんですけど同い年の人はなんかこわくて。だけど高校の頃は年上の先生にずっと憧れていたような子だったので。でも小学生の時から帰り道にエロ本とか捨ててあると、コッソリ拾って興奮してましたね(笑)

「大人しくて目立たない女の子が実はムッツリでエロ本をコッソリ見てオナニーしてた」…ってAVの設定みたいじゃん!

アハハ、そうですね〜。

でも目立つことが苦手な子がよくVの世界に踏み込んだよね。

本当にこの仕事で自分が変わったと思いますよ。最初の頃はイメージとか「未満」での絡みのないお仕事だった、からやりやすかったのかも。自分の未知の世界を知りたいなっていう気持ちはあったから。

長澤あずさ

ちなみにこの5年間で上達したセックステク的ってなんですか?

パイズリもうまくなったし、フェラも大好きになりましたね。あとは受け身じゃなくなった。今はどうしたら相手を気持ちよくできるかっていうのを考えられるようになったかな。

ではズバリ、「長澤あずさ流・男のイカせ方」の極意は?

う〜ん、自分で休む瞬間が無いようにはしてます。手とか舌とか指、言葉とか全部。気を抜かない、気を抜かせない。

常にどこか動いているんですね。

そうですね〜。あとは相手が気持ちいい所を聞くか、もしくは一人でしてもらってる時の手つきとかを見て真似するようにしてますね。

じゃあオナクラみたいにオナニーしてもらうんだ!

(照れながら)はい。でも、「相手にして」って言うだけじゃなくてリクエストされたら私も一緒にしますよ。

相互オナニーだ。

そうです。相互オナニーして、その手つきを見ますね、角度とか速さとか。それでこういう速さがいいんだとか、こういう角度がいいんだとか、この部分がいいんだとかをちゃんと憶えてその人に同じようにやります。コピーじゃないけど…。

頭良いですね、それ。

撮影ではパイズリもたくさんやりましたね。でも実際はパイズリよりもフェラも方が刺激いっぱいあるし、気持ちいいと思うんですよね。でもパイズリでイクっていうのは男性も脳で感じるというのか、気持ち的に舞い上がるっていうか…それで多分男の人はイクと思うので、気持ちを高めてあげたいなって思うからいつも必死でした。だから淫語を言ったり工夫をしていましたね。

いやあ、その努力とテク、教えてもらうことたくさんですね。セックスマスターと呼ばせてください!(笑)

(長澤あずさvol.3へつづく)

インタビュアー/文=アケミン

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