新しいルールと変更点

「ポケモンカードゲームBW」から加わったり、「ポケモンカードゲームXY」から追加されたりする、新要素や、ルールの変更点について説明します。

先攻プレイヤーのワザについてルール変更

先攻プレイヤーは、最初の番はワザを使うことができません。

  • 2013年11月8日(金)より適用

アララギ博士とプラターヌ博士 ルール変更

サポートの「アララギ博士」と「プラターヌ博士」は、枚数にかかわらず、1つのデッキにどちらかしか入れられません。

1つのデッキに両方入れることはできません。「アララギ博士」と「プラターヌ博士」だけの、特別なルールです。

  • 該当カードが封入される商品の発売日より適用

ポケモンキャッチャーの効果ルール変更

「ポケモンキャッチャー」は、コインを投げてオモテが出ないとポケモンを入れ替えることができなくなりました。BWシリーズまでに登場した「ポケモンキャッチャー」もすべて、新しい効果で使ってください。

  • 2013年11月8日(金)より適用

BWシリーズの効果(こうか):相手(あいて)のベンチポケモンを1匹(ぴき)選(えら)び、バトルポケモンを入(い)れ替(か)える。 新しい効果(こうか):コインを1回(かい)投(な)げオモテなら、相手(あいて)のベンチポケモンを1匹(ぴき)選(えら)び、バトルポケモンを入(い)れ替(か)える。

「プラズマ団」 新ルール

「プラズマ団」のマークがついた特別なカードです。
カードの説明文で「プラズマ団」とかかれている場合は、このマークがついたカードを指します。

「プラズマ団」のマークのついた進化ポケモンは、ふつうのポケモンから進化します。たとえばクマシュンは、「ツンベアー[プラズマ団]」と「ツンベアー」のどちらにでも進化できます。

カード名が同じなら、「プラズマ団」のマークがついたポケモンと、ついていないポケモンは「同じ名前のカード」としてあつかいます。たとえば「ツンベアー[プラズマ団]」と「ツンベアー」は同じ名前のカードになります。
デッキ構築で「ツンベアー[プラズマ団]」と「ツンベアー」は、スタンダードデッキ(60 枚)では合計4枚までしか入れられません。
「プラズマ団」のマークがついたカードはポケモンだけでなく、トレーナーズ、特殊エネルギーもあります。

ACE SPEC(エーススペック) 新ルール

「ACE SPEC」は、特別なルールを持つトレーナーズです。
「ACE SPEC」は、別の名前のカードでも、1つのデッキに1枚しか入れられません。「ACE SPEC」は、ハーフデッキ(30枚)・スタンダードデッキ(60枚)のどちらでも、1枚しか入れられません。たとえば、「ゴールドポーション」と「パソコン通信」は、どちらか1枚しかデッキに入れられません。
「ACE SPEC」は、自分の番に、ふつうのトレーナーズなどを使うときと同じように使うことができます。

ポケモンEX 新ルール

名前に「EX」とついている、特別なポケモンです。
「ポケモンEXのルール」を持っていて、このポケモンが「きぜつ」すると、相手はサイドを2枚とることができます。
それ以外は、ほかのポケモンと同じように使います。

復元ポケモン 新ルール

復元ポケモンのプロトーガとアーケンは、グッズ「○○の化石」を使ってベンチに出す、特別なポケモンです。たとえばアーケンはグッズ「はねの化石」で、山札から直接ベンチに出します。

復元ポケモンは、たねポケモンや進化ポケモンとはちがいます。対戦の準備のときに、バトル場やベンチに出しておくことはできません。対戦中、手札からそのままベンチに出すこともできません。

ポケモンのどうぐ 新ルール

しんかのきせき

「ポケモンのどうぐ」は、自分のポケモンにつけて使うグッズで、自分の場に出ているポケモンを1匹選び、「ポケモンのどうぐ」をつけます。一度つけたら、そのポケモンが「きぜつ」するまでつけたままにします。(番が終わったり、「にげる」や進化をしたりしても、はずせません。)

「ポケモンのどうぐ」は自分の番に何枚でも使えますが、1匹につけられるのは1枚までです。すでに「ポケモンのどうぐ」がついているポケモンにもう1枚つけたり、つけかえたりすることはできません。

ポケモンの「特性」新ルール

BWシリーズから、「特性」を持ったポケモンが登場します。
特性は、ワザとは別の、ポケモンの能力です。
特性を持っているポケモンが自分の場に出ていれば、自分の番に、その特性を使うことができます。
なかには、場に出ているだけで効果がはたらく特性もあります。
条件を満たさないと使えない特性もあるので、カードに書かれている説明文をよく読んでください。

「ポケパワー」「ポケボディー」について
ポケモンカードゲームLEGENDシリーズまでに登場した「ポケパワー」「ポケボディー」の使いかたは変わりません。
また、特性と「ポケパワー」「ポケボディー」は別の能力としてあつかいます。たとえば「ポケパワーを持つポケモンに10ダメージ」というワザを使った場合、「ポケボディー」や特性を持つポケモンはふくまれません。

「トレーナー」の分類名ルール変更

BWシリーズから、「トレーナー」のカードは「トレーナーズ」という名称になりました。分類名が変わっても、カード名が同じなら、同じカードとしてあつかいます。
ポケモンカードゲームLEGENDに登場した、トレーナーの「モンスターボール」と、「ポケモンカードゲームBW はじめてセット」に入っているトレーナーズの「モンスターボール」は、同じカードになります。

先攻の最初の番の「トレーナーズ」使用についてルール変更

先攻プレイヤーの最初の番に、「トレーナーズ」のカードが使えるようになりました。LEGENDシリーズまでの「トレーナー」のカードも使えます。

「サポーター」の使いかたルール変更

「サポーター」の分類名が、BWシリーズから「サポート」になりました。
また、「使ったらバトル場の横におき、番の終わりにトラッシュ」というルールがなくなりました。使ったあとは場におかずに、すぐにトラッシュします。
LEGENDシリーズまでの「サポーター」も、使ったらすぐにトラッシュしてください。

グッズ「ふしぎなアメ」の効果ルール変更

「ふしぎなアメ」は、最初の自分の番に使うことができなくなりました。また、その番に出したばかりのポケモンや、「たねポケモン」を「1進化ポケモン」に進化させることもできません。前の番から出していた「たねポケモン」を「2進化ポケモン」に進化させるカードになります。
LEGENDシリーズまでに登場した「ふしぎなアメ」はすべて、新しい効果で使ってください。

新しい説明文
自分の「たね」ポケモン1匹から進化する「1進化」の上の「2進化」ポケモンを、手札から1枚選び、その「たね」ポケモンにのせて進化させる。
[最初の自分の番と、この番出したばかりの「たね」ポケモンには使えない。]

グッズ「プラスパワー」の効果ルール変更

「プラスパワー」は使った番、自分のポケモンのワザのダメージを「+10」するという効果に変更されました。これまでのように、どのポケモンに使うかを選ぶことはできません。また、使ったらポケモンにはつけず、すぐにトラッシュします。
LEGENDシリーズまでに登場した「プラスパワー」はすべて、新しい効果で使ってください。

新しい説明文
この番、自分のポケモンが使うワザの、バトルポケモンへのダメージは「+10」される。

グッズ「きずぐすり」の効果ルール変更

「きずぐすり」で回復できるダメージが「30」になりました。
LEGENDシリーズまでに登場した「きずぐすり」もすべて、ダメージを「30」回復できるカードとして使ってください。

グッズ「スーパーボール」の効果ルール変更

「スーパーボール」の効果が変更されました。
LEGENDシリーズまでに登場した「スーパーボール」はすべて、新しい効果で使ってください。

新しい説明文
自分の山札を上から7枚見る。その中からポケモンを1枚選び、相手に見せてから、手札に加えてよい。残りのカードは山札にもどし、山札を切る。

ポケモンが「きぜつ」した場合の手順ルール変更

ポケモンが「きぜつ」したときの、プレイヤーの手順が変更されました。

変更前:1.「きぜつ」させたプレイヤー 相手のポケモンを「きぜつ」させた 2.「きぜつ」したプレイヤー 「きぜつ」したポケモンをトラッシュ 3.「きぜつ」したプレイヤー ベンチポケモンをバトル場に出す 4.「きぜつ」させたプレイヤー サイドを1枚とる 変更後:1.「きぜつ」させたプイレイヤー 相手のポケモンを「きぜつ」させた 2.「きぜつ」したプレイヤー 相手のポケモンを「きぜつ」させた 3.「きぜつ」させたプレイヤー サイドを1枚とる 4.「きぜつ」したプレイヤー ベンチポケモンをバトル場に出す