スイス当局、複数の金融機関を調査-外国為替レート操作の疑い
10月4日(ブルームバーグ):スイスの金融市場監督当局FINMAは4日、外国為替レート操作の疑いで同国の複数の金融機関を調査していることを明らかにした。
FINMAは発表文で、「他の諸国の当局と緊密に協力している。世界中の多数の銀行の関与が疑われるためだ」と説明。「FINMAはこれ以上の詳細や調査対象の銀行名は公表しない」と付け加えた。
ブルームバーグ・ニュースは6月に、銀行のディーラーらが情報を互いに伝え合い、顧客の注文を利用して指標となる為替レートを自身の利益を高めるよう操作していると報じていた。
FINMAの広報担当、ビンゼンツ・マティス氏は調査の詳細についてコメントを控えた。UBS とクレディ・スイス ・グループのコメントは得られていない。
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Gavin Finch gfinch@bloomberg.net
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更新日時: 2013/10/04 18:44 JSTニュース一覧
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