東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

国連女性機関が日本撤退へ 財政危機が原因

2013年10月1日 12時13分

 男女平等と女性の地位向上を目指す国連組織「UNウィメン」が、堺市にある日本事務所を10月末で閉鎖することが1日、分かった。同事務所が明らかにした。「2011、12年の財政・金融危機のため、資金調達目標を達成できなかった」としている。

 UNウィメンは10年7月、女性の社会参画拡大、女性への暴力廃絶、紛争解決への女性の参加を掲げ、国連女性開発基金(UNIFEM)など女性関連の国連4組織を統合する形で設立。初代事務局長には、チリ大統領を務めたミチェル・バチェレ氏が就いた。

 日本事務所は、UNIFEMがアジアで初めて09年10月に堺市に開設した。

(共同)
 

この記事を印刷する

PR情報





おすすめサイト

ads by adingo