カネボウの白斑症状、約1万4000人に拡大
[東京 4日 ロイター] - カネボウ化粧品(東京都中央区)は4日、同社の美白化粧品により白斑が生じた問題で、9月29日現在で1万3959人の症状を確認したと発表した。前回発表した9月1日時点に比べて4000人増加した。
同社は、7月4日に「医薬部外品有効成分ロドデノール」の配合された美白製品の自主回収を発表。10日から症状を訴える消費者の訪問を開始し、症状の確認を行っている。同時に、品質管理部門を親会社の花王(4452.T: 株価, ニュース, レポート)と統合するなどの対応策を打ち出している。
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