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      あんぽ柿モデル地区以外自粛へ

      あんぽ柿モデル地区以外自粛へ

      福島特産の「あんぽ柿」などから国の基準を超える放射性セシウムが検出され、福島県は4日、県北地方の4つの市と町に加工自粛を要請し、生産再開に向けたモデル地区以外では原発事故後、3年連続での自粛要請となりました。
      福島県は9月、県北地方で、特産のあんぽ柿と干し柿について加工が本格化する11月を前に放射性物質の検査を行いました。
      それによりますと、▼あんぽ柿では50検体のうち9検体、さらに▼あんぽ柿より水分が少ない干し柿では50検体のうち13検体で、国の基準の1キロあたり100ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたということです。
      このため県は、4日、▼福島市と▼伊達市▼桑折町、▼国見町の4つの市と町に対し、加工の自粛を要請しました。
      福島県は去年とことし、柿の放射性物質の値が低かった伊達市と国見町、それに桑折町の合わせて10地区についてはモデル地区として指定し、加工品1つ1つについて出荷前に改めて放射性物質の検査を行い、基準を下回れば出荷できるようにしています。
      しかし今回の要請でモデル地区を除く地域では、原発事故後、3年連続での自粛要請となりました。福島県園芸課の松本登課長は「ことしも加工ができない地区が出て残念だが、モデル地区で検査をしっかり行い安全性をPRしていきたい」と話しています。

      10月05日 12時31分