KARA分裂劇と韓流ブームの終幕 供給過剰に“韓国嫌い”が追い打ち (1/2ページ)

2013.10.05


この5人でのツアーは見納めとなる。左からジヨン、ハラ、ギュリ、ニコル、スンヨン【拡大】

 日本でK−POP人気に火を付けた韓国女性5人組、KARAのニコル(21)が近く脱退、現役大学生のジヨン(19)も契約更新が微妙になってきた。所属事務所は解散を否定するが、3人だけが残留という“空中分解”になりかねず、日韓のファンに衝撃が走っている。これが韓流ブーム終幕の潮目になるのか。

 本紙が「KARA解散危機」を報じた4日、韓国メディアは騒然となった。所属事務所のDSPメディアはただちに「解散報道は事実無根」と発表。しかし、夜になるとニコルについて「再契約の意思がない」として来年1月の契約満了で脱退することを明かした。

 韓国の名門・成均館大学に通う最年少メンバーのジヨンも「KARAを離れる方向で調整しているようだ」と関係者。8日横浜アリーナでスタートする日本ツアーは“5人最後の公演”となる。

 メンバーの脱退は、個々の事情だというが、背景には韓流ブームの退潮がある。

 約10年前にペ・ヨンジュン主演の「冬のソナタ」が大人気となり韓流ブームが勃発。ドラマや映画が続々と上陸した。続いて、4年前ごろからはKARA、少女時代、東方神起、BIGBANGなどの音楽グループがK−POPブームを巻き起こした。

 音楽評論家の富澤一誠氏は、「当時、AKB48など日本のアイドルは学芸会的な親近感を打ち出していた。一方でK−POP勢は鍛えられたダンスや歌で新鮮味があり、ルックスが揃っていた」と語る。しかし、20組以上のグループが来日し、やがて供給過剰に。

 

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