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「覚醒剤」に関係者仰天…立教大教授の“順風満帆”人生

【政治・経済】

楽天SocialNewsに投稿!
2013年10月4日 掲載
「何であんな真面目な先生が……」
 
 大学関係者は青天のへきれきだったそうだ。

 覚醒剤使用の疑いで、厚労省関東信越厚生局麻薬取締部に先月逮捕された立教大社会学部教授、江上渉容疑者(55=東京都三鷹市)。

「2年ほど前に始めたようです。自宅から注射器が見つかっているので、常習でしょう。江上は容疑を認めていて、<学内では使っていなかった>なんて話しているそうです」(捜査事情通)

 シャブにハマッてはいたものの、まだ公私の区別はついていたようだ。

「江上先生は都市社会学と地域社会学が専門で、学会の役員も務めていました。真面目と評判で、悪い噂なんて聞いたことがない。覚醒剤で奇行?まさか、みじんも感じませんでした。奥さんも驚いていると思いますよ」(関係者)

 江上は83年に東京学芸大教育学部を卒業後、東京都立大の助手を経て、93年に駒沢大講師、97年に同大助教授、99年に成蹊大助教授、04年から立教大の教授と、順調に出世してきた。

 おバカな大学生ならいざ知らず、キャリアだって悪くない55歳の大学教授がなぜ?と思うが、最近は若者より中年の方がシャブにはまりやすいんだとか。実際、警察庁の統計によると、覚醒剤事犯の検挙人員は、20代以下は減少しているが、40代以上は増加している。20代の検挙は97年に8338人だったが、昨年は1933人に。一方、40代は2833人→3533人、50歳以上は1593人→2079人。ジワジワと増え続けているのだ。

「97年は覚醒剤乱用期のピークで、中高生の覚醒剤事犯が急増して社会問題になった。興味本位でドラッグに1、2回手を出した20~30代も少なくなかったのです。その後は縁を切った当時の若者が今は中年になり、中年うつなどを機に再び薬物に走る。ままある話です。検挙人員の6割近くは暴力団関係者ですが、残りは素人。それにネットで入手できる時代ですから、50代の教授と聞いても驚きませんね」(警察関係者)

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