加藤コミッショナー 官僚時代からの生涯賃金は9億円超!
【野球】
2013年10月4日 掲載
絵に描いたような役人気質/(C)日刊ゲンダイ
フタを開けてみれば、無能な上に、飛ぶボール問題で部下に責任を押し付け、追い詰められた揚げ句に「迷惑をかけた」とようやく謝罪した。さすが保身にかけては天才的なエリート官僚である。
もちろん、このままひっそりと隠居する気もないだろうが、そもそもこの御仁、これまで稼いできた金額が半端じゃない。
加藤氏は、東大法から1965年に外務省入省。34歳で在オーストラリア大使館に1等書記官として赴任している。
外交官にとって一番のうまみは、在外勤務時のベラボーな手当だ。最近はやや削られているものの、例えば1等書記官(オーストラリア)の場合、「在勤基本手当」は月額56万6800円、「住居手当」は4066豪ドル(約37万円)もある。他にも「配偶者手当」「子女教育手当」などがあり、手当だけで約600万円。もちろん、正規の給与である本俸をもらったうえでの加算金だし、海外にいる限り、手当はすべて非課税だ。
「1等書記官で年収は本俸も合わせて約1200万円、公使で2000万円、大使で3000万円といわれています」(外務省関係者)
加藤氏が入省した60年代は、今ほど外交官の給与も高くはなかったが、これに近い給与はもらっていたと推測できる。
「18年の在外勤務を含む43年の外交官生活で、加藤氏は5億9000万円ほど稼いだと推計されます。このほか、大使を6年以上だから退職金も1億円近い。総額で7億円は堅いでしょう」(前出の関係者)
“天下り”のコミッショナーでも、週1日しか事務所に来ないのに、年2400万円(推計)の報酬と交際費500万円(同)があった。在任期間は5年3カ月だから、約1億5000万円。4年前からは、民間企業の社外取締役も務めており、ここからは年1860万円(社外役員の平均報酬額)を受け取っている。
つまり、加藤氏がこれまでに稼いだ金額は9億3000万円ほど。この先も第2、第3の天下り先を見つけ、「渡り」を続ける可能性もある。
負け惜しみに聞こえるかもしれないが、民間企業の平均給与は409万円(民間給与実態統計=11年)で、大卒・総合職の平均退職金は2442万円(経団連調べ)だ。
これだけ稼いできたのだから、日本シリーズには自腹で被災地の子供を1万人くらい招待したらどうか。