【釜山(韓国)4日】俳優の西島秀俊(42)が主演した日韓合作映画「ゲノムハザード ある天才科学者の5日間」(来年1月24日公開)が開催中の「第18回釜山国際映画祭」でワールドプレミアされ、西島が上映前の野外イベントに参加した。同映画のチケットは14秒で“完売”する人気ぶり。会場の外まで埋め尽くす約1000人のファンから黄色い歓声が飛ぶ中、西島が映画への思いを語った。
西島はドラマ収録の合間を縫って、午前に現地入り。キム・ソンス監督、共演の女優のキム・ヒョジン(29)とともに韓国のテレビなど3つの取材を受け、慌ただしく野外のトークイベントに出席した。
イベントは映画祭の注目作を中心に行われている無料のものだが、前売り券(3回、500席分)が14秒で“完売”する人気作だけに、会場外まであふれ、約1000人が殺到した。西島が姿を見せると、カメラや色紙を持った若い女性が黄色い歓声で出迎えた。イベント中にも日本語で「愛している」との声も起こり、思わず照れ笑いを浮かべる場面もあった。
このフィーバーぶりに「キム・ヒョジンさんの人気や監督への期待の表れでしょう」と謙遜する西島だが、韓国でも私設ファンクラブもできるほどだ。
同映画は作家、司城(つかさき)志朗氏によるサントリーミステリー大賞読者賞受賞作が原作。平凡な主人公が妻の失跡をきっかけに、自身の記憶がすり替えられていることに気づき、そのナゾを解き明かすサスペンス。「監督の情熱に突き動かされて、ようやく完成した作品。1回2回と言わず、10回くらい見てください」と力を込めてPRした。
アクションもほぼスタントなしでこなした西島に、キム監督は「役への取り組みに感銘を受けた。韓国では特にオダギリジョーさん、木村拓哉さんが人気ですが、この映画で西島さんをNO1の日本俳優にしたいし、そうなると思う」と自信たっぷりだった。
同映画祭の参加はイラン映画「CUT」(11年)以来2度目。滞在約6時間という弾丸ツアーだったが、「映画祭は素晴らしい出会いの場」と今回も大きな収穫を得た様子。映画は韓国でも、ほぼ日本と同時期に大手ロッテの配給で公開される。
[2013/10/5-06:00 スポーツ報知]