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【ゴルフ】

松原 大会最年少予選突破3位 14歳7カ月12日 まだ中学3年生

2013年10月5日 紙面から

◇日本女子OP<第2日>

第2日、11番でティーショットを放つアマチュアの松原由美=神奈川・相模原GCで(武藤健一撮影)

写真

 ▽4日、神奈川県・相模原GC(6652ヤード、パー72)▽曇り、気温18・7度、風速4メートル▽賞金総額1億4000万円、優勝2800万円▽107選手(うちアマ24人)▽観衆7056人

 こちらも14歳、中学3年が快進撃−。松原由美(大阪・白鷺中3年)が通算1オーバー3位に入り、14歳7カ月12日(14歳224日)の日本女子オープン史上最年少で予選を通過した。ツアー(12歳270日)と国内メジャー大会(14歳77日)の最年少通過記録も保持するスーパー中学生は、東京五輪の星として期待されている。3年ぶりの優勝を狙う宮里美香(23)=NTTぷらら=は4アンダーまで伸ばし単独首位に立った。

 またしても2020年東京五輪候補がその存在を猛烈アピールした。前日25位発進の中学3年アマ・松原が3バーディー、2ボギーの71とスコアを伸ばし堂々3位で決勝ラウンド進出だ。

 「今日はスタートの10番でいきなりティーショットが曲がってピンチだったけど、なんとか第3打を1メートルにつけてパーで切り抜けられた。それと18番での奇跡的なバーディーが大きかったです」と松原。18番パー5では、きつい傾斜のマウンドがかかる5メートルのパットが「入ってくれました」という。

 2007年、テレビ観戦していた石川遼の高校生優勝。「いいなあ。自分もああいうふうになりたいなあ」。頭の片隅に描いて始めたゴルフ。14歳224日での予選通過は日本女子オープン史上最年少記録。2010年大会の柏原明日架の14歳244日を20日更新した。

 「試合前から予選通過を目指してやってきた。記録のことは知らなかった。うれしいです」。昨年から日本ジュニア12〜14歳の部を連覇している期待の逸材。今年5月のワールドレディスサロンパス杯では、14歳77日で国内女子ツアー最年少予選通過記録を塗り替えている。

 「将来は世界で通用するプレーヤー、みんなから好かれるようなマナーのいいプレーヤーになりたいです」。まだあどけない瞳を輝かせる松原が、V戦線をかき回す。

 

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