トヨタ飛行船エネルギー教室  金光小学校

2013/10/02 水曜日 動画


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 2日、飛行船の仕組みや歴史を通して、エネルギーや環境問題について学ぶ「トヨタ飛行船エネルギー教室」が浅口市で開かれました。

 トヨタ飛行船エネルギー教室は、金光小学校の体育館で開かれ、金光幼稚園と金光小学校の園児と児童合わせて342人が参加しました。

 特別授業では、ヘリウムガスを詰めた全長4.5メートル、直径1.8メートルのミニ飛行船が頭上をゆっくりと飛び回る中、飛行船研究家の天沼春樹さんが、「この飛行船は、二酸化炭素の排出を抑えた環境にやさしい乗り物でゆっくり飛べる。また、滑走路が不要で騒音が少ないことから、災害の時にも使うことができます」と紹介した他、飛行船の仕組みや浮き上がる原理について解説しました。

 続いて、環境評論家の横田紀一郎さんが、ハイブリッドカーに乗って世界五大陸や国内各地の自然などを巡った話をクイズを交えて説明し、子供たちは楽しみながら熱心に耳を傾けていました。

 この「トヨタ飛行船エネルギー教室」は、2003年から飛行船エコ・プロジェクト実行委員会が、全国各地の小中学生を対象に、地球にやさしい環境エネルギーについて学んでもらおうと開いており、県内では金光小学校が初開催校となりました。

 5・6年生の児童は、「排気ガスなどで自然が壊れてきているのを電気エネルギーで取り戻せればいいなと思いました」、「飛行船はあまりエネルギーを使わないことを知って感心しました」、「ヘリウムガスの安全性などが分かったのでいい勉強になりました」と話していました。

 教室の最後には、自宅の100V電源で充電できるプラグインハイブリッドカーからの配電で照明器具や信号機を点灯させる実演もあり、子ども達は普段の授業では学べない貴重な体験をしました。

井筒 太一



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