教科書は買うな はじめに


 大学に入って誰もが最初に思うこと。 それは、「教科書高っ!!」。そう、大学の教科書って高いんです。 教科書には大きく分けて二種類あります。一つは「専門基礎の教科書」、 もう一つは「専門分野の教科書」。 専門基礎の教科書は文字通り専門を学ぶための基礎となる教科書、 専門分野の教科書は文字通り専門を突き詰めた、専門書というやつです。 まぁこんな分類分けはどうでもいい。 ここでは、入学したばかりの大学生がこれらの教科書を買う必要がないことおよび、 浮いたお金を何に使うべきか述べたいと思います。


教科書は買うな 文系大学生の場合


 まず文系の大学生の場合。法律系の人をのぞき、 ほとんどの大学生にとって教科書は必要ありません。 唯一英語の教科書だけは購入します。 教科書がないと単位をくれないあり得ない先生がけっこういるので・・・。 教科書の大半は大学の先生が書いた自己満足的な本で、 テスト前に図書館で借りれば用は足ります。 本当に教科書が必要なのは、卒論の前くらいです。 必要のない教科書の購入はやめておいて、 無駄な出費は押さえましょう。


教科書は買うな 理系大学生の場合


 次に理系の大学生の場合。理系の場合、まず専門に関係ない教科書は必要ありません。 一般教養に関するやつです。ただし、専門に関係する教科書は必要です。 専門に関係ない教科書とは、具体的には化学系を専攻している場合の物理系の教科書等です。 これらはいっさい必要ありません。テスト前に図書館に行くか、 友達に見せてもらうかすれば十分です。少なくとも一回生の前期に買うような教科書は、 必要ありません

 文系の大学生にも共通するのですが、これらの専門外の教科書は、 サークルや部活動に入った後同じ学科の先輩に譲ってもらうのも一つの手です。 専門外の教科書は、全く使わなくなるので、間違いなく譲ってもらえます。 (これらの話はサークル・クラブの選び方で)

 大学の教科書の大半は、教授の先生が趣味で書いたようなものです。 使える専門基礎の教科書の大半は、洋書を翻訳したものです。 これらは高いですが諦めて購入しましょう。ずっと使います。 それ以外の専門書は、大学院に進学してからで十分です。


教科書の代わりに何を買うの?


 では、余ったお金で何を買えばいいかというと、 ずばりビジネス書の購入をおすすめします。 大学の教科書が専門家になるための教科書だとすると、 ビジネス書は人生をいかに生きるかを学ぶための教科書です。

 中でも『レバレッジリーディング』、 『7つの習慣』、 『ブランド人になれ』 の三冊は、大学入学時に是非読んでおきたいビジネス書です。 この三冊を読みこなし、実際に行動に繋げることで、 それだけで一歩違った大学生活を送ることが出来ます。 教科書を買わずに浮いたお金で、是非チェックしてみてください。