しかし、バレンティンに3度目の対決でやられた。2点リードの六回二死三塁。外角直球を捉えられた打球は弾丸ライナーで右翼スタンドに吸い込まれ、同点に追いつかれた。米大リーグ、マリナーズ時代の元同僚とは、試合前にも談笑していたが、真剣勝負には負けてしまった。
7回4安打2失点とゲームは作った。7三振を重ね、今季通算183個となり、奪三振王のタイトルは決定的に。12日から始まるCSファーストステージでの先発が濃厚な右腕がアピールした。
和田監督(十回の柴田のバント失敗に)「ああいうところをきっちりやらないと、短期決戦では勝ち残れない」
メッセンジャー(自身初のタイトルを決定的に)「奪三振と投球回にはこだわりたかった。うれしい」