2013.10.4 22:23(1/2ページ)

虎・メッセ7回7K2失点! 奪三振王は決定的に

先発した阪神・メッセンジャー=神宮球場(撮影・白鳥恵)

先発した阪神・メッセンジャー=神宮球場(撮影・白鳥恵)【拡大】

 (セ・リーグ、ヤクルト2-3阪神=延長十二回、最終戦、阪神16勝7敗1分、4日、神宮)阪神先発のメッセンジャーは7回2失点の好投。白星こそつかなかったが、7三振を重ねて奪三振王のタイトルを決定的にした。

 クライマックスシリーズ(CS)前、最後の調整マウンドに上がった。敵地・神宮は宮本(ヤクルト)の引退試合に駆けつけたファンで超満員。メッセンジャーが独特の空気に包まれるなか、正々堂々、真っ向勝負を挑んだ。

 立ち上がりを無難に無失点で切り抜けると、二回以降も自慢の150キロ超の直球を武器にツバメ打線をねじ伏せた。四回は先頭の川端に、この日2本目となる安打を許したが、シーズン最多本塁打を更新中のバレンティンにまともな打撃を許さない。カウント1-1から、外角140キロのスライダーで注文通りの遊ゴロ併殺。続く、ユウイチは二ゴロに斬って、スコアボードにゼロを刻んだ。

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