神宮の阪神ファンに挨拶をする桧山。ヤクルトファンも大歓声だった【拡大】
(セ・リーグ、ヤクルト2-3阪神=延長十二回、最終戦、阪神16勝7敗1分、4日、神宮)一塁側ベンチに帽子を振って別れを告げた。ツバメ戦士も立ち上がって手を振った。桧山のラスト神宮。グラウンドを歩く。宮本(ヤクルト)の引退試合だったが、ファンの大歓声も、その瞬間はタテジマの24番に集中した。
「バットに当たらないとね」
まずは十回一死満塁での空振り三振を反省。現役選手の感想を漏らした桧山だったが、5日は、いよいよ甲子園で引退セレモニーに臨む。
和田監督は「5番・右翼」を明言。打って、守って、走って…。野球選手の原点と信じる姿で、メモリアルの日を過ごすことになる。
「迷惑がかからないようにしたいね」
宮本の雄姿をその目に焼き付け、翌日は自分が同じ立場になる不思議…。どんなプレーが飛び出すか、どんなメッセージが聞けるか。感動させてもらいましょう。
(紙面から)