2013.10.4 22:58

阪神・松田、プロ初勝利「たまたまいい場面で」

ウイニングボールを手に阪神・和田監督とハイタッチをする松田=神宮球場(撮影・白鳥恵)

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 (セ・リーグ、ヤクルト2-3阪神=延長十二回、最終戦、阪神16勝7敗1分、4日、神宮)阪神期待の19歳、松田がプロ初勝利を手にした。3番手で登板した延長十回を無安打1三振に抑えると、課題の2イニング目も宮本からの3人で片付け、味方の勝ち越し点を呼び込んだ。26試合目での白星に「たまたまいい場面で投げさせてもらったけど、初めて勝てたのはうれしい」と童顔をほころばせた。

 長崎・波佐見高出の2年目。7月の1軍デビューから17試合連続無失点を記録した速球派右腕は、将来のクローザー候補だ。この日は150キロに届かず、和田監督は「まだ(松田)遼馬本来の球じゃない。CSに向けて上げてほしい」と高い期待を口にした。(共同)

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