肉食不倫離婚騒動で雲隠れ中のタレント・矢口真里（３０）の度重なる“作戦ミス”が露呈している。

　矢口はつい先日、レギュラー出演していたバラエティー番組「ジョブチューン」を正式に降板した。これで騒動前に抱えていたレギュラーすべてが消滅することになったが、実はこの降板劇で「矢口の身勝手さが明らかになった」というのは某テレビ局関係者。同番組のメーンＭＣを務める「ネプチューン」の名倉潤（４４）が矢口の復帰を待ち続けていたからだ。

「面倒見のいい名倉は窮地に追い込まれた矢口を心配していた。名倉は矢口の元夫と同じ事務所ですが『そういうことは関係ない。矢口は大事な共演者や。帰ってきたらみんなで温かく迎えてやろうや』とかばっていたんです」（前出関係者）

　しかし、矢口は番組復帰という道を選ばなかった。それどころか一部週刊誌に元夫の「ＤＶ（ドメスティック・バイオレンス）疑惑」をにおわせた。ある芸能プロ幹部は「なんでこのタイミングでＤＶのことを出すのか理解できない」と苦言を呈すように、業界内での評判は低下の一途だ。

「記事ではお母さんがＤＶ疑惑をしゃべっていたけど、なぜ『余計な事をしゃべらないように』と口止めしないのか。不倫騒動が勃発したころなら、反論として有効かもしれないが、当時は矢口がダンマリを貫いた。それならば最後まで関係者一同、黙っていなくてはいけない。矢口、所属事務所の無策ぶりが見て取れる」（前出幹部）

　確かに、この告白のためたとえ復帰が決まったとしても、ＤＶ疑惑についても答えなくてはいけなくなった。

「元夫にしても、矢口にしても何のメリットもない」と前出幹部は指摘する。余計に復帰しづらい状況を作ったことだけは間違いない。