【核心直撃】実績は申し分ないが、最近はちょっとピリッとしない。今季は11勝(6敗)を挙げたものの、突如として大量失点するなど不安定な内容も目立った。そう、巨人・杉内俊哉投手(32)のことだ。直球の球威が落ちたこともあり、球界では「肉体的な衰え」を指摘する声も出始めている。クライマックスシリーズに向けて調整中の左腕に胸中を直撃した。
――1日にはブルペンに入ったが、状態はどうか。チェックしている部分などは
杉内:チェックは特にしていないですよ。ブルペンでは普通に良かったですけどね。あとはバッターが立ったときにどうなるかですね。ここのところスライダーが良くなかったけど、良くなってきた。チェンジアップもいい感じでした。
――シーズンを振り返ると直球の球威、キレがなかった印象がある
杉内:球威は本当になかったから苦しかったですよ。要因…。どうなんでしょう。フォームはもちろんありますよね。崩れているのはもちろんだけど、(登板間の)1週間ではなかなか修正が利かないからね。
――昨年の負傷の影響もありそうだ
杉内:去年、肩を痛めてますからね。だいたい肩を痛めたピッチャーっていうのは次の年、スピード出てないでしょ? それも考えながらも…。でも、来年には元に戻す自信はありますけどね。
――再発を恐れるあまり無意識にブレーキをかけてしまっているとの声もあるが
杉内:いや、それはないんですよ。それに肩を意識しすぎてフォームを崩しているというのはもちろん言われるし、わかっている。でも1週間の中では、なかなか調整部分ができないんでね、シーズン中は。またオフにしっかり調整し直さないといけない。
――今後は、ある意味「だましだまし」投げながら調整していくということか
杉内:それはありますね。いろんな評価がありますけど、ここで終わるわけにはいかない。
――まだ32歳だが、肉体的な衰えを指摘する声もある
杉内:30歳を過ぎて、ちょっと落ちてきたみたいな?(笑い)。でも全然、自分はそう感じてはいない。来年はもっといい結果を残せる自信がある。去年は肩の治療だけで(シーズンへ向けた)トレーニングができていなかったし、肩に結構時間を割いていたんで。
――昨年の悔しさを晴らす意味でも、これからが重要だ
杉内:(昨年は)CS、日本シリーズと出たくても出られなかったんで。やっぱり結果が求められていますんでね。やりますよ。たとえ何と言われようと(笑い)。
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