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【モータースポーツ】【F1】ハミルトン初日総合トップ、金曜の王座奪った! 6戦ぶりに阻止〜ベッテルを黙らせろ2013年10月5日 8時21分 第14戦韓国GP第1日【韓国国際サーキット(韓国)L・バスコンセロス、柴田久仁夫】F1第14戦韓国GPは4日、当地で開幕、ルイス・ハミルトン(28)=メルセデス=がフリー走行1回目、2回目ともにトップタイムをマーク。第9戦ドイツGPから5戦連続で金曜フリー走行の総合トップを独占し、チャンピオン争いも独走するセバスチャン・ベッテル(26)=レッドブル=に待ったをかけた。そのベッテルは金曜フリーで2回とも2番手の無難なスタート。背中の痛みを抱えるキミ・ライコネン(33)=ロータス=は、1回目終了直前にクラッシュ事故を起こしたものの、2回とも8番手タイムを残し、出場をアピールした。 ◇ ◇ ◇ 攻撃的な走りが身上のハミルトンが韓国で輝きを取り戻した。硬めのミディアムタイヤを履いたフリー1回目に続き、軟らかめのスーパーソフトでアタックしたフリー2回目もトップタイム。7月上旬のドイツから軟らかめのタイヤを履くフリー2回目になると、ベッテルが金曜総合トップをさらう展開が続いていたが、そんな予定調和の流れを6戦ぶりに阻止。今年からメルセデス移籍のハミルトンが新天地で初の金曜総合トップだ。 「僕の記憶ではフリー2回目がこれほどうまくいったのは初。スムーズにプログラムをこなせ、同時にクルマの改善にも成功した」と喜びを隠せないハミルトン。金曜の結果はあくまでも予選、決勝の参考にしかならないが、それでも「週末に向け、いい土台作りができた。今週末の結果が楽しみでならない」と笑いがやまない。 前戦シンガポールのベッテルは2位のF・アロンソ(フェラーリ)に32秒の大差をつけて、後半戦3連勝を決めた。これでランク2位のアロンソに60ポイント差、同3位のハミルトンに96ポイントの大量リードを築き、4連覇達成はほぼ確実な状況だ。そんな楽勝ムードにベッテルはシンガポールのゴール後、「金曜の早い時間からプールで遊んでいる人もたくさんいる一方で僕らはサーキットに残り一生懸命働いている。だからレースでも強さを発揮できる」とコメント。受け取りようによっては誤解を生みかねない発言だ。 これに敏感に反応したのが、メルセデスのN・ロズベルグ。「ああいうことを言うから、セバスチャンは勝ってもファンからブーイングを浴びるのではないか。レッドブル以外のチームだって、スタッフは一生懸命に汗を流して頑張っている。あんな発言ばかり続けていたら、いつかドライバー仲間からも尊敬されなくなるよ」とあきれ返っていたが、ロズベルグのチームメートで08年王者のハミルトンも同様の気持ちでいるだろう。このまま言いたい放題を許していては元チャンプの名がすたる。5日の予選では何が何でもポールポジション(PP)を奪い、打倒ベッテルを目指す。 PR情報
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