中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > モータースポーツ > ニュース一覧 > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【モータースポーツ】

【スーパーGT】武藤/中山組CR−Z、Vへ自然体 規則変更に不安も「楽しむ」〜入念にコースを視察

2013年10月5日 8時24分

第7戦は5日開幕

コースを徒歩で確認する武藤(左)と中山。気合いが入っている(カメラ=多賀まりお)

写真

 【オートポリス(大分県)田村尚之、碓氷英靖】スーパーGT(SGT)第7戦(6日決勝)で優勝すればGT300クラスのタイトルが決まる無限の武藤英紀/中山友貴(CR−Z)だが、開幕を前にした4日はあくまでも平常心を貫く。直前に決まった性能調整では、エンジンに空気を採り入れるエアリストリクター径が絞られ戦闘力が落ちる試練に見舞われたが、開幕前日には地方サーキットでは必ず行うコースの確認を粛々と行い、全力を尽くす覚悟をみせた。

     ◇     ◇     ◇

 午後3時すぎからコースへ繰り出した無限の2人は、あえて逆回りに歩き出した。「コーナーを後ろから見ると新たに分かることがあるし」と中山。1時間ほどかけ、年に一度のコースを入念に確認した。

 現在ランク2位に16ポイント差をつけるGT300の首位。ここで勝てば、ライバルの順位に関係なく念願のタイトルが決まる。アジアンルマン第2戦(9月22日決勝=富士)で待望の勝利をつかみ、勢いがある状況で乗り込んできた。

 「ポイントの取りこぼしもなく、いい感じて来ていますね。ただし、リストリクターの変更は未知数。(エンジンを)テスターにもかけられなかったですから」と武藤。今年は2位を3回記録するなど全戦入賞の安定した強さを発揮しているが、直前の規則変更には少し不安げだ。

 が、焦りはない。武藤は「ここで決められれば楽ですが、考えないようにしています。このコースは楽しいし、みんなで楽しみたい」とさらり。タイトル獲得を目標に開発してきたCR−Zと、挑みがいのあるコースを楽しむつもりだ。

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ