南と北の市街地を結ぶ厚岸大橋。長さは456.5mで、北海道で最初の海上橋として、昭和47年9月に開通しました。真っ赤に色塗られたこの橋は、厚岸町のシンボルともいえます。

厚岸湖にひっそりたたずむ弁天神社。この神社の創建は定かではありませんが、寛政3年（1791年）の記録にも残っています。以前この牡蠣島は保養館や料亭もあったほど広い島でした。

平成5年、ラムサール条約の登録湿地として厚岸湖・別寒辺牛湿原が認定されました。別寒辺牛湿原は代表的な低層湿原で、別寒辺牛川流域には高層湿原も確認され、大いに注目を集めています。

根釧台地に広がる大型酪農地帯も厚岸町の魅力の一つです。ここから望む緑の波状台地の視界は、まさに360度。遠く雄阿寒岳、雌阿寒岳を望み、放牧の群れる大地と地平線の彼方に浮き沈む太陽の姿は別格です。