米FRB、財政政策の不透明性が景気に及ぼす影響軽減できず=リッチモンド地区連銀総裁
[ボルチモア 4日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は4日、米予算をめぐる論争による景気押し下げに対抗する力を連邦準備理事会(FRB)は持ち合わせていないと述べた。
総裁は会合で「FRBの政策で財政政策の不透明性、生産性の伸び鈍化、労働市場の構造変化などがもたらす影響を軽減することは必ずしも出来ない」と指摘。これら全てが何らかの影響をもたらしているようだと述べた。
「深刻な景気後退からの回復過程で見てきたように、実体経済に及ぼす金融政策の力には大きな限界がある」と語った。
© Thomson Reuters 2013 All rights reserved.
来週の日本株は下値固め
米財政問題が圧迫材料となる一方、国内企業業績の上振れ期待は強く、日本株は反転の機会をうかがう展開が予想される。
記事の全文 | 特集ページ