スペイン政府、公的債務圧縮へさらなる取り組み必要=中銀総裁
[マドリード 4日 ロイター] - スペイン中央銀行のリンデ総裁は4日、議会の予算委員会で、公的債務を欧州の目標に合致させるためには政府の一段の取り組みが必要だが、景気回復が鈍い状況下でその取り組みは厳しいものになるとの見解を示した。
マイナス成長が2年続いたスペイン経済は、7─9月期に小幅なプラス成長を回復したと予想されている。
リンデ総裁は、5年前に経済危機に陥って以来2回目のリセッションの終了について、「スペイン経済は長期化した危機下の2度目のリセッションを克服しつつあるように見える」と慎重な言い回しで予測した。
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