ついに最終回を迎えたNHKの連続テレビ小説『あまちゃん』。だが勢いはとどまるところを知らず、その影響力は恐ろしいほどで、なかには『あまちゃん』がきっかけで人生を変えるほどの事件が起きてしまった人もいる。そこで、思わず「じぇじぇじぇ!」と叫ばずにはいられない、市井の「あまちゃん事件」を総力取材した!
◆寿司のバカ食いで血糖値が急上昇! 生命の危機!?
ウニやイクラを我慢しても、巨大な卵焼きを食べていてはまったく意味がない……
「アキが上京した東京編になってからしょっちゅう握り寿司が登場するので、回転寿司やコンビニ寿司でウニやイクラを食べまくっていたら、血糖値が急上昇。医者からは『これ以上食べ続けたら命の保証はしない』と真顔で怒られました。自分ではそんなに食べすぎたとは思ってなかったのに……」
そう寂しく笑うのは、滋賀県の主婦・森沢マリさん(仮名・44歳)。確かにアキたち行きつけの「無頼寿司」の握り寿司は食欲をそそるが、糖尿家系の彼女には危険物だ。
「握り寿司を食べているときは、寿司職人として修業中のアキの初恋相手・種市先輩の笑顔が浮かんできて、日常を忘れて幸せな気持ちになれるんです。修業中の種市先輩はドラマではまだようやく卵焼きを任せられたところで、寿司は握っていないんですけどね(笑)。なので、最近は『種市先輩が焼いた卵焼き』という設定で巨大な卵焼きを作り、家族が寝静まった夜中に一人で平らげてます」
これぞまさに、じぇ殺行為!
― 私の『あまちゃん』事件簿【6】 ―