ついに最終回を迎えたNHKの連続テレビ小説『あまちゃん』。だが勢いはとどまるところを知らず、その影響力は恐ろしいほどで、なかには『あまちゃん』がきっかけで人生を変えるほどの事件が起きてしまった人もいる。
◆趣味の「あま絵」が注目され、仕事のオファーが殺到!?
青木俊直氏
ヒロインのアキや登場人物を描いた「あま絵」がツイッターやフェイスブックで評判を呼び、アキ役・能年玲奈の所属事務所からTシャツのイラストやファンブックの表紙イラストを依頼された漫画家の青木俊直氏。
「初回を見て一発で能年さんの魅力にハマり、完全な趣味で、毎日ネット上にアキちゃんのイラストを載せるようになったんです。それらがまとめサイト に紹介された途端、フェイスブックで一晩に2000も『いいね!』がついてびっくり(笑)。それが能年さんの事務所や出版社の目に留まり、仕事に繋がったんですが、僕としては『ドラマのなかの世界に自分も行きたい!』という憧れを表現しただけなんです」
いいことだけでなく、こんな悩みも。
「『早起きになって仕事もはかどる』という人が多いんですが、仕事や飲み会で夜更かししても話の続きが気になって翌朝早起きするから、むしろ睡眠時間が削られて不健康になっているような……。夏ばっぱが倒れたときは、心配で夢にまで出てきました(笑)」
【青木俊直氏】
漫画家、イラストレーター。現在フェイスブックで「本日のあまちゃん」を毎日アップ中。表紙イラストを手掛けた
ファンブック『おら、「あまちゃん」が大好きだ!』(扶桑社刊)も発売中
― 私の『あまちゃん』事件簿【4】 ―