最終回が目前に迫るも、いまだ勢いはとどまるところを知らないNHKの連続テレビ小説『あまちゃん』。その影響力は恐ろしいほどで、なかには『あまちゃん』がきっかけで人生を変えるほどの事件が起きてしまった人もいる。そこで、思わず「じぇじぇじぇ!」と叫ばずにはいられない、市井の「あまちゃん事件」を総力取材した!
◆“あかちゃん”もノリノリ!?オープニング曲で切迫早産
個性的なキャラやストーリーと並んで『あまちゃん』人気を支えているのがオープニングテーマ。朝にぴったりな軽快なリズムとともに、聴くだけで元気になれると評判で、曲を聴いた猫や幼児が曲に反応して踊りだしたりするという動画も多数。先日幕を閉じた全国高校野球選手権でも、応援で『あまちゃん』のオープニングテーマを演奏した高校がすべて初戦を突破するという“あまちゃん不敗伝説”が話題になった。だが、オープニング効果はそれだけではない!
「もともと妊婦特有の便秘解消のために、音楽を聴きながら軽い運動をしていたのですが、ある朝、オープニング曲に合わせてモニョモニョと踊っていたら、大量の汗とともに出血。切迫早産(早産の危険性がある状態)でその日のうちに緊急入院し、今も入院中です」とは、現在妊娠7か月の主婦・中原陽子さん(仮名・32歳)。お腹の中の“あかちゃん”も思わず一緒に踊りたくなったに違いない。
「緊急搬送だったので、病院からは特に理由は聞かれませんでした。もちろん、聞かれても『あまちゃん』のオープニングで踊ったからとは絶対に言えませんが(笑)」
幸いにして母子ともに最悪の危機は乗り越え、今は順調とのこと。あとは年末の“あまベビー”誕生に向け、夢は膨らむばかり。
「名前は女の子なら当然『アキ』。男の子だったらピュアで一途に育ってほしいから、琥珀職人の勉さんから取って『勉』にします!」
― 私の『あまちゃん』事件簿【1】 ―
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