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カネボウ「白斑」約1万4000人に症状10月4日 17時5分
カネボウ化粧品の利用者に、肌がまだらに白くなる症状が出た問題で、会社側は、これまでにおよそ1万4000人に何らかの症状が出ていることを確認したと発表しました。
この問題は、カネボウ化粧品が販売する「美白効果」をうたった化粧品の利用者に、肌がまだらに白くなる「白斑」と呼ばれる症状が出たものです。
会社側の調査では、先月29日の時点で何らかの症状が出ていると確認された人の数は、1万3959人となり、1万人を超えました。
このうち顔や手など広範囲にわたり明らかな症状がある人や、体の3か所以上に白斑があったり、5センチ以上の白斑があったりする人など、会社側が「重い症状」としている人は、全体の35%に当たる合わせて4906人に上っています。
一方、会社側が2回以上訪問して症状を確認した241人のうち、69%に当たる167人は、症状に回復傾向が見られるということです。
カネボウ化粧品では、長期的な治療の相談や、気になる部分を隠すようなメイクのアドバイスなどを行う専門の担当者を、全国8か所におよそ100人配置して、引き続き対応に当たることにしています。
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