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米無人機を日本配備へ 中国は警戒監視を強化され窮地に- 夕刊フジ(2013年10月4日17時12分)

 日米の外務・防衛担当閣僚による「日米安全保障協議委員会」(2プラス2)で、米国の無人偵察機「グローバルホーク」が2014年春に、最新鋭哨戒機「P8」が今年12月に、在日米軍基地に配備されることが明らかになった。沖縄県・尖閣諸島の強奪をもくろむ中国に対し、日米両国が協力して警戒監視を強化する狙いだ。
 これは3日の2プラス2終了後、岸田文雄外相と小野寺五典防衛相、ケリー国務長官、ヘーゲル国防長官が発表した共同文書に、「より高度な能力の日本配備」として盛り込まれた。
 グローバルホークは、高性能カメラや高感度の通信傍受機能を備えた無人偵察機で、攻撃能力は持たない。民間旅客機の約2倍の高度約1万8000メートルを30時間以上にわたって飛行できる。
 現在、グアムのアンダーセン空軍基地に常駐し、連日のように太平洋から東シナ海に入り、朝鮮半島付近まで飛行しているとされる。日本の自衛隊も15年度の導入を目指している。
 P8は、世界最強といわれる対潜哨戒機で、艦船や無人機とのデータリンクによって哨戒を行う。東シナ海に出没する中国潜水艦を警戒する。
 共同文書では、中国が尖閣周辺で領海侵犯を繰り返していることを「海洋における力による安定を損ねる行動」を批判。ケリー氏は協議で「尖閣は日本の施政下にあり、日米安保条約5条の適用対象だ」と明言した。
 沖縄・南西諸島地域の領空を守る航空自衛隊南西航空混成団司令を務めた佐藤守・元空将は「2プラス2のタイミング、共同文書の中身ともに素晴らしい。中国は相当なショックだろう」といい、こう続けた。
 「中国共産党は現在、権力闘争の真っただ中なうえ、人民解放軍の内部も混乱している。先日もミサイルに日本製部品が使われていることが発覚するなど、弱みを見せた。こういう時に日米が具体的なガイドラインを示し、最新機の配備まで打ち出した。中国は表向き反発するだろうが、次の一手が打ちづらくなる。中国は窮地に陥るかもしれない」
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