【ワシントン=奥寺淳】米ジョンズ・ホプキンス大学の北朝鮮研究グループ「38ノース」は2日、北朝鮮の寧辺(ヨンビョン)にある5千キロワット級の黒鉛減速型原子炉の排水施設から熱水が排出されているのを衛星写真で確認した、と発表した。原子炉がすでに再稼働し、発電が開始されている新たな証拠だとしている。
原子炉の再稼働が事実なら、北朝鮮が非核化に向けた具体的な動きを見せない限り対話に応じないとしている米国などに対する圧力の一つとみられる。
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朝日新聞国際報道部