【釜山(韓国)3日】歌舞伎俳優・尾上松也(28)との交際が明らかになった元AKB48の女優・前田敦子(22)が、この日開幕した「第18回釜山国際映画祭」(12日まで)のオープニングセレモニーに出席した。
主演映画「もらとりあむタマ子」(山下敦弘監督、11月23日公開)が「アジア映画の窓」部門に出品されたことから、山下監督とともにレッドカーペットに登場。昨年の東京国際映画祭ではアンバサダー(広報大使)としてカーペットの上を歩きゲストを迎えたが、今回は“招待される側”とあって、海外では初めての経験にやや戸惑う様子も見られた。
それでも、周囲を取り囲む観客から「あっちゃ~ん!」と声をかけられると、徐々に緊張もほぐれてきたのか笑顔も。各国から訪れたカメラマンの要望にも気軽に応えていた。
先月25日の熱愛報道以来、初めて公の場に姿を見せたとあって、“前田フィーバー”は、出発前から起こった。ピッタリとしたパンツ、白のシャツに黒のジャケット姿。黒の帽子を目深にかぶって登場した前田は、成田空港に集まった約30人の取材陣を目にすると「わー、すごい」と驚きの声。だが、「いってらっしゃい」の声に「はーい、いってきます」と話すだけで飛行機に乗り込んだ。
正午過ぎに釜山入りした際には、到着ロビーに100人近いファンが駆けつけた。声をかけられると手を振って応え、大混乱の中でもサインにも応じていた。しかし、報道陣からの「交際は順調ですか?」の問いかけには何も答えず。そのまま、映画祭関係者の車に乗り込んだ。
4日には公式上映が行われ、前田は舞台あいさつと観客とのティーチイン(質疑応答)に参加する予定だ。
[2013/10/4-06:05 スポーツ報知]